
TOEICの参考書って多すぎて選べないですよね…。
この記事では「目標スコア別に、これだけやればOK」というシンプルなルートを紹介します!
TOEICのスコアを伸ばしたいと思っても、世の中には参考書がたくさんありすぎて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう人は多いはずです。
しかもTOEICの参考書は1冊2,000円前後と結構なお値段。受験料も毎回7,810円かかるので、「何となく買ってみたけど使わなかった」は絶対に避けたいところですよね。
この記事では、TOEICの目標スコア別に「これだけやればOK」な参考書ルートをご紹介します。
600点・700点・800点・900点と、あなたの目標スコアに合わせた教材を選ぶことで、最短ルートでスコアアップを目指せるはずです。
・目標スコア別におすすめの参考書ルート
・参考書選びでやってはいけない失敗パターン
・スコアアップを最短で実現する学習の進め方
・独学を続けるためのスケジュール術とよくある質問
目標スコアに合った参考書を選ぶことがスコアアップの近道
TOEICのスコアを最短で伸ばすために一番大事なのは、「自分の目標スコアに合った参考書を選ぶこと」です。
初心者なのに上級者向けの参考書に手を出しても難しすぎて挫折してしまいますし、逆に上級者が初級の参考書をやっても伸びる余地は少ないですよね。
だからこそ「今の自分」と「目標スコア」のギャップを埋められる参考書を選び、それを徹底的にやり込むことが重要なんです。1冊を完璧に仕上げる方が、あれこれ手を出すよりもはるかに効果が出ます。
最初にやるべきは「現在地の把握」
参考書を買う前に、まず一度TOEIC公式問題集を1セット解いて、今の自分のスコアを把握しておきましょう。
「自分が何点くらい取れるのか」を知らないまま勉強を始めると、レベルに合わない参考書を買ってしまいがちです。
同時に、目標スコアと受験予定日を決めて、必要な学習時間の目安を立てておくと挫折しにくくなります。
一般的には100点アップにつき約200〜300時間が必要と言われているので、そこから逆算してスケジュールを組むのがおすすめです。
参考書選びでよくある失敗パターン
TOEIC学習者のあるあるとして、こんな失敗が多いです。
・1冊を最後までやり切らずに、次の参考書に手を出してしまう
・自分のレベルより難しすぎる教材を選んで挫折してしまう
・「とりあえず単語帳」と言いつつ、結局単語帳ばかり何冊も買ってしまう
・2016年の新形式以前に出版された古い参考書を買ってしまう
こういった失敗を繰り返していると、いわゆる「参考書マスター」になってしまい、参考書の知識ばかりが増えてスコアは全然伸びない…という残念な結果になりがちです。
むやみやたらに色々な教材に手を出さないことが、何よりも大事なポイントです。

TOEICのスコアUPに必要なのは、参考書の数ではなく「やり込み度」です
「スコアが伸び悩んでいる…」という方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
【スコア別】TOEIC参考書ルート完全ガイド
ここからは、目標スコア別におすすめの参考書ルートをご紹介していきます。
「600点目標の人はコレ、700点目標の人はコレ、750点目標の人はコレ…」と細かく分けすぎると、それこそ参考書マスター行きなので、ここでは大きく3つのレベルに分けてシンプルにまとめました。
| スコア | 内容 |
|---|---|
| 初学者〜600点 | 基礎固めフェーズ |
| 600〜800点 | TOEIC独自の解き方をマスターするフェーズ |
| 800〜900点 | 英語力そのものを底上げするフェーズ |
どのフェーズでも、学習の基本的な順番は「①単語 → ②パート別対策 → ③本番形式の実践問題演習」の3ステップです。
順番を意識しながら、自分の現在地と目標スコアを確認しつつ読み進めてみてください。
📘 初学者〜600点を目指す人向けの参考書ルート
まずはTOEIC初心者から600点を目標にする人向けのルートです。
このレベルではとにかく「基礎」が大事。背伸びせずに、土台をしっかり固めることを意識しましょう。
そもそも「TOEIC600点ってどのくらいのレベル?」と気になる方は、以下の記事で詳しく解説しています。
📘 初学者〜600点向け おすすめ参考書
| 伸ばすスキル | 教材 |
|---|---|
| 単語 | 金のフレーズ(金フレ) 中学英語が怪しい人は「銀のフレーズ」からでもOK |
| 文法 | でる1000問 |
| 発音 | YouTube教材 |
| 総合対策 | はじめて受けるTOEIC L&Rテスト 全パート完全攻略 |
| その他 | TOEIC公式問題集 |
単語:金のフレーズ(金フレ)
「金のフレーズ」は、TEX加藤先生による過去のTOEIC試験データから頻出単語を厳選した王道の単語帳です。1フレーズ1見開きのシンプルな構成で、単語・例文・訳が一度にインプットでき、復習もスムーズに進められます。
音声ダウンロードにも対応しているので、通勤・通学中のシャドーイングや聞き流し学習も可能。600点はもちろん700点・800点を目指す段階でも長く使える1冊で、迷ったらまずこれを選んでおけば間違いありません。
一方で「中学英語の単語が怪しい…」という方は、いきなり金のフレーズに入ると挫折しやすいです。その場合は基礎レベルに絞った「銀のフレーズ」から始めて、土台を固めてから金フレに移行するのがおすすめです。

TOEIC単語帳の王道で、これ一冊で900点台まで狙えます!
文法:でる1000問
「TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問」は、同じくTEX加藤先生によるPart5対策の定番文法書です。1問1問の解説が非常に豊富で、間違えた問題もしっかり理解しながら進められます。
とにかくアウトプット量をこなして文法を体に染み込ませたい方にぴったりの一冊で、TOEIC学習者から長く愛されている王道教材です。
Part5は得点に直結しやすいので、ここを固めるだけで600点突破がぐっと近づきます。
発音:YouTube教材
初学者のうちは、発音に特化した参考書を1冊買い込むよりも、YouTubeの無料発音解説動画を活用するのが最もコスパが良くおすすめです。
動画なら口の形や舌の位置を視覚的に確認でき、音声と一緒に学べるので、独学でも自然な発音が身につきやすいのが大きなメリットです。
「自分で発音できない音は聞き取れない」と言われるように、発音学習はリスニング力アップにも直結します。1日10〜15分でも継続することで、TOEICのリスニングセクションでの聞き取り精度が大きく変わってきます。

発音学習に関しては軽視されがちですが、リスニング力を伸ばしたいなら必須の力!
総合対策:はじめて受けるTOEIC L&Rテスト 全パート完全攻略
「はじめて受けるTOEIC L&Rテスト 全パート完全攻略」は、その名の通りTOEICを初めて受験する人に向けた総合対策本です。
Part1〜Part7までの全パートの出題形式・解き方のコツが1冊にまとまっており、TOEICの全体像をつかむのに最適です。
「公式問題集を解く前に、まず各パートの戦い方を知っておきたい」という初学者にとっては、橋渡し役としてとても心強い1冊。単語と文法学習と並行して取り組むことで、本番形式の問題演習にスムーズに移行できます。
その他:TOEIC公式問題集
仕上げは「TOEIC公式問題集」です。ETSが実際の試験と同じプロセスで作成しているため、問題の質・難易度・ナレーターの声まで本番に最も近い唯一の教材と言えます。
単語と文法の基礎を固めた段階で公式問題集に取り組み、解答・解説をしっかり読み込むことで、600点突破は十分射程圏内に入ります。
最新刊から1〜2冊を選び、時間を計って解く→復習する、を繰り返すのが王道の使い方です。
なぜこのルートでOKなのか?
初学者〜600点までは、リーディングやリスニングに特化した学習をしなくても十分目標スコアを狙えます。リーディングは単語帳と文法書で、リスニングは発音理解で一定程度までは伸ばせるんですよね。
特に文法はPart5・6に直結する内容なので、得点に繋がりやすく、すぐに効果が出やすいです。「でる1000問」を1冊やり込むだけでも、Part5・6の正答率はぐっと上がります。
また、Part1(写真描写)とPart2(応答問題)は出題パターンが少なく、比較的得点しやすいパートです。
初心者はまずここで稼ぐ意識を持つと、600点が一気に近づきます。文法学習をもっと深めたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
600点までは基礎を着実に積み上げれば目標スコアは十分に狙える!
公式問題集は隅から隅まで完璧に
そして忘れちゃいけないのが、TOEIC公式問題集です。
本番と同じ形式・難易度の問題が収録されており、リスニングのナレーターも本番と同じ人。「本番に最も近い練習ができる教材」なので、必ず1度は解いておきましょう。
ポイントは「解きっぱなしにしない」こと。もう一度解いた時に分からない単語や聞き取れない箇所がない状態まで持っていくのが理想です。

1冊を3周くらいやるイメージで、隅から隅まで完璧にしてから次の問題集に進みましょう。
公式問題集の具体的な活用法はこちらの記事でも解説しています。

📗 600〜800点を目指す人向けの参考書ルート
次は600〜800点を目指す中級者向けのルートです。
このレベルになってくると、基礎力だけではなく「TOEIC独自の解き方」をマスターする必要が出てきます。同時に、難関と言われるPart3・4・7の対策にも徐々に手を広げていきましょう。
📗 600〜800点向け おすすめ参考書
| 伸ばすスキル | 教材 |
|---|---|
| 単語 | 金のフレーズ(金フレ) |
| 文法 | でる1000問 |
| リーディング | 極めろ!リーディング解答力 |
| リスニング | 極めろ!リスニング解答力 |
| その他 | TOEIC +800 / オンライン英会話 |
リーディング:極めろ!リーディング解答力
英語力の基礎ができている前提ですが、各パートをどのように解いたらいいのかというテクニック的な部分を身につけると、点数がポンと上がることがあります。
「極めろ!リーディング解答力」「極めろ!リスニング」シリーズは、まさにそのテクニックを学びながら大量に問題演習ができる名著です。
量をこなしておくことで、本番でもパターンが見えてくるようになります。
リスニング:極めろ!リスニング解答力
このフェーズで一気にスコアが伸びる人の共通点は、音読・シャドーイング・ディクテーションを学習に取り入れていることです。公式問題集や極めろ!シリーズの音声を使って、
- ディクテーション:聞き取れない箇所を可視化する
- 音読:英文を英語のまま処理するスピードを上げる
- シャドーイング:音とスクリプトを一致させて理解速度を底上げする
この3つを回すだけで、Part3・4の正答率が体感でガラッと変わります。
その他:TOEIC +800 / オンライン英会話
「800点の壁がどうしても突破できない…」という人におすすめなのが「TOEIC +800」です。800点突破に必要な、少し難易度の高い問題を集めた問題集で、TOEIC独特の回答テクニックなども詳しく解説されています。
効率よく学習できる1冊なので、停滞している人はぜひ手に取ってみてください。
800点を狙う具体的な勉強法は、別記事でも詳しくまとめています。

TOEICがゴールではない人(英語を仕事や留学で使いたい人など)は、オンライン英会話と並行することを強くおすすめします。
実は私自身、TOEICの勉強は特別していなかったのに、オンライン英会話を続けることでTOEIC735点から820点まで勝手に上がった経験があります。

リーディングの読むスピードが上がったり、英語を英語のまま理解できるようになったりすることが、何よりも大きいんです!
オンライン英会話は「TOEIC対策」ではなく「英語力そのもの」を伸ばしてくれる。結果的にTOEICのスコアもついてくる、という人は本当に多いです。
オンライン英会話の効果的な使い方や始め方については、以下の記事もあわせてどうぞ。


📕 800〜900点を目指す人向けの参考書ルート
最後は800〜900点を目指す上級者向けのルートです。
このレベルになると、すでに英語力はある程度備わっています。あとはTOEICに慣れること、そして英語力そのものをさらに底上げすることでスコアは上がっていきます。
📕 800〜900点向け おすすめ参考書
| 伸ばすスキル | 教材 |
|---|---|
| 単語 | 金のフレーズ(金フレ) 世界一わかりやすいTOEIC L&Rの上級英単語 |
| 文法 | でる1000問 |
| リーディング | 極めろ!リーディング解答力 |
| リスニング | 極めろ!リスニング解答力 |
| その他 | TOEIC公式問題集 / オンライン英会話 |
単語:世界一わかりやすいTOEIC L&R TESTの上級英単語
金フレに加えて「世界一わかりやすいTOEIC L&Rの上級英単語」に取り組むのがおすすめです。900点を目指すなら、金フレだけではどうしてもカバーしきれない単語が出てくるんですよね。
上級英単語は英会話やビジネス英語でも役に立つ単語が多いので、この段階で取り組むと一石二鳥です。レベル別の単語帳選びはこちらの記事も参考になります。
参考書選びで意識したい3つのポイント
最後に、TOEICの参考書選びで意識したいポイントを3つにまとめておきます。
・自分の目標スコアに合った参考書を選ぶ:レベルに合わない教材は挫折のもとです!
・1冊をやり込むことを意識する:何冊も手を出すより、1冊を完璧にする方が伸びる
・公式問題集は必ずやる:本番形式に慣れることが最後の仕上げ。
この3つを守るだけで、無駄な参考書代も時間も大幅に削減できますよ。
独学を続けるためのスケジュール術
どれだけ良い参考書を選んでも、続けられなければスコアは伸びません。
独学派の人ほど、「続ける仕組み」を最初に作っておくのが大事です。
・受験日を先に決める:3ヶ月後・6ヶ月後など、ゴールを設定すると逆算で計画が立つ
・平日と週末でメニューを分ける:平日は単語+文法、週末に公式問題集など
・スキマ時間は単語アプリで固定化:通勤・通学の10分でも積み上げられるようにする
・1日できなくても気にしない:「週単位で取り戻す」くらいの気楽さがちょうどいい
「あれもこれもやらなきゃ」と気負わず、同じ参考書を繰り返す方が結果的に伸びます。
TOEIC参考書ルートに関するよくある質問
- Q参考書は紙と電子書籍、どちらがいい?
- A
結論から言うと「紙」がおすすめです。TOEIC本番は紙のマークシートですし、書き込みのしやすさやページの行き来のしやすさで紙に軍配が上がります。ただし、単語帳だけはスマホアプリ版を併用すると、スキマ時間に強くなります。
- Q参考書とTOEICアプリ、どっちを使えばいい?
- A
基本は「参考書を主、アプリを補助」にしましょう。abceedやスタディサプリなどのアプリはスキマ時間学習や復習に強いですが、解説の深さやマークシートに慣れる練習という意味では参考書のほうが優れています。
- QQ3. Part1・Part6専用の参考書は必要?
- A
原則として不要です。Part1の頻出語句は金フレに100語まとまっていますし、Part6はPart5(文法)とPart7(読解)の対策がそのまま生きるパートだからです。専用本を増やすより、Part5・Part7の精度を上げるほうが効率的です。
- Q古い参考書(中古)でも使える?
- A
2016年5月以降の新形式に対応しているものであればOKです。それ以前の参考書は問題形式が現行と異なるため、メルカリや古本で買うときは出版年を必ずチェックしましょう。公式問題集も「最新版〜2世代前まで」に絞るのが安全です。
まとめ:自分に合ったルートで最短スコアアップを目指そう
今回は、TOEICの目標スコア別におすすめの参考書ルートをご紹介しました。
改めてまとめると次の通りです。
| スコア目安 | 教材 |
|---|---|
| 初学者〜600点 | 金フレ(or銀フレ) でる1000問 YouTube発音教材 はじめて受けるTOEIC・公式問題集 |
| 600点〜800点 | 金フレ でる1000問 極めろ!シリーズ TOEIC +800・オンライン英会話 |
| 800〜900点 | 金フレ+上級英単語 オンライン英会話 |
大事なのは、自分のレベルに合った参考書を選び、1冊1冊をやり込むこと。
受験料も決して安くないので、しっかり準備して臨みましょう。あなたの目標スコア達成を応援しています!
理系出身サラリーマン。
TOEIC 820点、IELTS 6.0取得。オンライン英会話受講時間100時間以上。
海外留学経験なし。
TOEICや英会話に関する情報を中心に皆さんの英語学習に役立つ情報を発信しています!





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