こんにちは! heroです!

ネイティブが早口でなに言っているか分からない、、
テキストだと分かるのに、音声になると分からない、、

リスニングが上達しないのには理由がある!
正しいステップを踏めば聞き取れるようになるよ!
英語初心者の方で、リスニングの点数が上がらない・勉強しても聞き取れないといった悩みを抱えている人は多いです。
そこで本記事では、英語初心者の方に向けた効率的なリスニング学習法を紹介します!
1. リスニング学習の重要性
2. 初心者がつまづきやすいポイント
3. 初心者におススメの学習法
この記事を読めば、初心者の方でも短期間で効率的にリスニング力を向上させることができます!
リスニング学習の重要性

リスニング力は、英語学習はじめたての方にとっても必須の能力です!
その理由は以下の通り。
1. コミュニケーションの基盤
2. 発音・イントネーションの習得に必須
3. 語彙・文法の定着につながる
コミュニケーションの基盤

英会話しても全く話が弾まない、、
苦し紛れに「Yeah」ばかり
初心者の段階で上記のような悩みを抱えるケースは非常に多いです。
実は、このような状況の根本的な原因は「相手の話を正確に聞き取れていない」ことにあります。
会話は相手の発言に対して適切に応答することで成立するため、リスニング力こそがコミュニケーションの基盤となるのです。
相手が何を話しているのか理解できなければ、自然な返答や質問ができず、結果として「Yeah」や相槌だけの一方通行な会話になってしまいます。
リスニング力が向上すれば、より会話を膨らませることができるだけでなく、英会話そのものも楽しくなります!

「英会話は必要ない!」という人も
速いうちから習得することで必ず後が楽になる!
発音・イントネーションの習得に必須
英語の発音・イントネーションは、初心者の方がまず身につけなければならない知識です!
しかしながら、これらの知識は「聞く力」が不可欠になります。
発音記号や文章の読み方の知識を得ても、ネイティブと自分の音の差異に気づくことができなければ、改善することは難しいでしょう。
「聞けない音は話せない」という原則を理解し、リスニングを通じて正しい音の基準を確立することが、美しい発音への近道となります。
語彙・文法の定着につながる
リスニングは、新しい単語や文法を「自然な文の流れ」の中で覚えられる、英語学習の最も効果的な方法です。
この特徴は語彙や文法のイメージを掴み、自然な使い方を記憶するのに役立ちます!
例えば”engage”という単語は単語帳だと「従事する」という意味で掲載されています。
しかし、「従事する」なんて日常生活では中々使わないしよく分かりませんよね、、
こんな時に例文で見てみると
Some organizations don’t allow you to
engage in activities outside the company
「会社外での活動に取り組むことをよしとしない組織もある」
いかがでしょうか?
例文を通してみると何となく意味や単語に対するイメージが湧くのではないでしょうか?
リスニングを伸ばすことで、このように文脈の中で単語を理解できるため語彙力・文法力アップにつながります!

読むだけで覚えるより聞いて覚えた方が記憶の定着にもつながる!
初心者がつまずきやすいポイント3選


単語は覚えたのにリスニングができない
英語学習を始めたばかりの方々から、このような声をよく耳にします。
実は、これらの悩みには共通する原因があり、適切な対策を講じることで確実に改善できます!
1. 音の連結(リンキング)や脱落(リダクション)に慣れていない
2. 単語が聞き取れずモチベーションが低下する
3. 学習法がワンパターンで飽きやすい
音の連結(リンキング)や脱落(リダクション)に慣れていない
英語の最大の特徴は、単語と単語がつながって発音されることです。
例えば以下の文章を皆さんは何と読みますか?
What are you doing?
教科書英語で言うとこの文の読み方は「ワット アー ユー ドゥーイング?」です
しかし実際の自然な英語は「ワラ ヤ ドゥイン?」のように聞こえます。
発音記号で見ると、、
/wʌɾə jə ˈduɪn/
このように発音が変化します。
この現象は音の連結(リンキング)と脱落(リダクション)によるものです。
日本語は一音一音がはっきり発音される言語ですが、英語は流れるように音がつながります。
教科書で学んだ単語の発音と、実際の会話での音が大きく異なるため、初心者は混乱してしまうのです。

これを理解するためにもまずは発音のルールとIPAを学ぼう!
単語が聞き取れずモチベーションが低下する

知っている単語ばかりなのに全然聞き取れない!

正しい発音で単語を覚えてる?
発音もセットで覚えないとリスニングでは聞き取れないよ!
知っているはずの単語が聞き取れないと、「自分には才能がない」と感じてしまう学習者が多くいます。
しかし、これは決して才能の問題ではありません。
実は、多くの人が間違った発音(自己流の読み方)で英単語を記憶しているからです。
人間の脳は、自分で発音できない音を正確に聞き分けることができません。
これは言語学習における基本的なメカニズムです。
つまり、文字だけで覚えた単語と、実際にネイティブが発音する音との間にギャップが生じ、「知っているはずなのに聞こえない」という現象が起こるのです。
したがって、単語を覚える際は必ず「正しい発音とセットで」学習することが重要です。
学習法がワンパターンで飽きやすい
同じような教材や方法ばかりでは、脳が慣れてしまい学習効果が低下します。
また、単調な学習は継続を困難にします。
「正しい学習法」を一つ見つけると、それだけに固執してしまう傾向があります。
しかし、リスニング力向上には多角的なアプローチが必要で、様々な音源や速度、アクセントに触れることが重要です。
初心者向けリスニング学習法7選

ここまで「リスニングの重要性」と「つまずきやすいポイント」で正しい学習法が重要であることは理解していただけたと思います。
以上を踏まえて、効率的にリスニング力を上げる学習法は以下の7つです!
1. IPAの学習
2. シャドーイング
3. ディクテーション
4. 音声付きの単語帳を使う
5. 日々の習慣化
6. 語彙・文法の強化
7. アプリ・動画コンテンツの活用
IPAの学習

IPAって何??なんか難しそう、、

IPAは国際音声記号のこと!
文法のように学習範囲が限定的だから、初心者の内に学習しておくのが効果的!
英語のリスニング力向上には、IPA(国際音声記号)の学習が非常に効果的です。
発音記号を学ぶことで得られるメリットは2つ。
- 聞き取れない音の原因を明確にできる
- 自分で発音できるようになることで、聞き取れるようになる
IPAを覚えることで、単語の正確な発音を視覚的に理解でき、聞き取れない音の原因を明確に把握できるようになります。
特に日本語にない音素(θ、ð、ɹなど)を正しく認識できるため、これまで曖昧に聞こえていた単語が鮮明に区別できるようになります。
また、リスニングの大前提として自分で発音できない単語は聞き取れません。
IPAを学習することで、自分自身で正しい発音を身に着けることができるます!
具体的には、辞書でIPAを確認する習慣をつけることで、リスニング時の音の予測精度が格段に向上し、結果として聞き取り能力の大幅な改善につながります。
初心者の方は、まず基本的な母音と子音のIPAから始めて、段階的に学習を進めることをお勧めします。
シャドーイング
英語のリスニング力向上には、シャドーイング学習法も極めて効果的です。
シャドーイングとは、音声を聞きながらほぼ同時に真似して発音する練習法で、聞く力と話す力を同時に鍛えることができます。
この手法により、英語特有のリズムや音の変化(リンキングや脱落)を体感的に習得でき、自然な英語の音感が身につきます。
初心者の方は、まずゆっくりとした音声から始めて徐々にスピードを上げ、完璧を求めず70-80%程度真似できれば十分です。
毎日15-20分の継続的な練習により、数ヶ月でリスニング能力の大幅な向上を実感できるでしょう。
シャドーイングの具体的な学習法についてはこちらをご覧ください!
ディクテーション
英語のリスニング力向上には、ディクテーション(書き取り)練習も非常に効果的です。
音声を聞いて正確に書き写すこの学習法は、曖昧に聞き流していた音を意識的に捉える力を鍛え、細部まで正確に聞き取る集中力を養います。
間違えた箇所を確認することで、自分の弱点(聞き取れない音や単語)が明確になり、効率的な学習が可能になります。

自分の好きな動画や映画を選んで学習できる!
楽しみながら学習を継続できるよ!
初心者の方はまず5~10分といった短い動画からスタートするようにしましょう!
音声付きの単語帳を使う
音声付きの単語帳はリスニング力を鍛える上でマストアイテムです!
単語の意味を覚えるだけでなく、正確な発音とアクセントを同時に学習することで、実際の会話で使われる音と文字を一致させる能力が身につきます。
音声を聞きながら単語を覚えることで、リスニング時に知っている単語を確実に聞き取れるようになり、理解度が格段に向上します。
特に初心者の方は、基礎的な語彙を音声とセットで覚えることが重要で、効果的な単語帳選びが学習成果を大きく左右します(詳しくは「英単語の覚え方完全ガイド」の記事もご参照ください)。
毎日の通勤時間やスキマ時間を活用して、音声を繰り返し聞く習慣をつけることで、自然とリスニング力の土台を築くことができるでしょう。

忙しい社会人や学生の方はスキマ時間の使い方がカギ!
日々の習慣化

また英語学習が三日坊主になってしまった、、
なかなか継続できない、、
このように悩まれている方も多いのではないでしょうか?
リスニング学習においても学習の習慣化は必須項目であり、逆にこれさえできればリスニング力は着実に向上します!
一度習慣が身につけば、無理なく自然に学習を続けられるようになり、リスニング力は確実に向上していきます。
まずは小さなステップから始めて、毎日少しずつでも英語に触れる時間を作ることが大切です。
習慣化のための具体的なテクニックについては、関連記事「初心者が英語学習を習慣化させるためのコツ」で詳しく解説しています。
語彙・文法の強化
リスニングが苦手な人で見落としがちなのがそもそも基本的な語彙・文法が備わっていないという事です。
知らない単語や文法構造が含まれた文章は、どれだけゆっくり話されても理解することはできません。
また、知らない単語が多いとそれだけで脳のリソースが単語・文法に注がれ、結局何を言っているのか理解できなくなってしまいます。
よってリスニングを始める前に基本的な語彙・文法力はマスターしておきましょう!
特に日常会話でよく使われる基本動詞や前置詞の使い方を覚えることで、聞き取れる内容が格段に増えます。
おすすめの単語帳と文法書についても本ブログで紹介しているので合わせてご覧ください!
アプリ・動画コンテンツの活用
現代のリスニング学習において、動画・アプリの活用は非常に効果的な方法です。
YouTubeの英語チャンネルやNetflixの海外ドラマなど、興味のあるコンテンツを使うことで楽しみながら学習を継続できます。

テストに向けてひたすら机の上で勉強するぞ!
このような勉強の仕方では、短期的には集中して取り組めても、長期的にはモチベーションに波が生じてしまいます、、
よって、楽しみながら学習するという事は長期的に学習を進める上で非常に大事な要素です!
また、専用のリスニングアプリを活用すれば、レベル別の教材や繰り返し再生機能など、効率的な学習をサポートする機能が充実しています。
例えば【シャドーイングバディ】 では、シャドーイング練習に特化した機能で、より実践的なリスニング力を鍛えることができます。

(出典 : シャドーイングバディ)
スマートフォンがあればいつでもどこでも学習できるため、忙しい方でも無理なく続けられるのが大きなメリットです。
まとめ:学習を習慣化させ、リスニング力を向上させよう!
本記事では、英語初心者の方にお勧めのリスニング学習法を7選紹介しました!
1. IPAの学習
2. シャドーイング
3. ディクテーション
4. 音声付きの単語帳を使う
5. 日々の習慣化
6. 語彙・文法の強化
7. アプリ・動画コンテンツの活用
特に5番目の「日々の習慣化」はとても大切です!
リスニングのみならず、英語力全般の向上を図るには習慣化が不可欠なので、まずは学習を習慣化することから意識して取り組んでみましょう!
理系出身サラリーマン。
TOEIC 820点、IELTS 6.0取得。オンライン英会話受講時間100時間以上。
海外留学経験なし。
TOEICや英会話に関する情報を中心に皆さんの英語学習に役立つ情報を発信しています!
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