【TOEIC初心者向け】文法で満点をとる勉強法とおすすめ参考書

TOEIC勉強法

こんにちは!heroです!

  • TOEIC初心者で英文法の学習をしたいけど何から始めていいか分からない
  • 英文法の勉強法や使うべき参考書がわからない
  • 短期間でスコアアップしたいけど、どうやって勉強したら良いのか分からない

TOEIC初心者の方でとりあえず単語とリスニングの勉強から始めてスコアを伸ばそうと勉強するが、思ったようにスコアが伸びずに挫折してしまう人は非常に多いです

私も英語学習を始めた当初は英文法の学習をおろそかにし、スコアが中々上がらない時期もありました。しかし、今ではTOEICの文法問題は常に満点・最高点数も独学で820点に伸ばすことができました

そこで今回はTOEIC初心者が文法で満点をとるための勉強法とおすすめの参考書を紹介します!

本記事を読むことで効率的な文法の勉強法と自分のレベルにあった参考書・問題集を知ることができ、スコアアップにつながります!

今まで私が行った勉強法や使った参考書も含まれているのでぜひ最後までご覧ください!

TOEICの形式・構成

TOEICはPart1~Part7までで構成されています。
Part1~Part4がリスニング・Part5~Part7がリーディングです。

パート数・問題数問題形式
Part1(6問)写真描写問題
Part2(25問)応答問題
Part3(39問)会話問題
Part4(30問)説明文問題
Part5(30問)短文穴埋め問題
Part6(16問)長文穴埋め問題
Part7(54問)1つの文書29問、複数の文書25問

(出典 : TOEIC テストの形式と構成

このうち文法問題はPart5に多く出題され、30問の内半分以上が文法問題で構成されています
(残りは語彙の問題が出題)

さらに文法力が必要な問題はPart5だけでなくPart6、Part7でも出題されるためリーディングパート全体を通して必須な項目といえます。

文法を勉強するメリット

TOEICにおいて文法を勉強するメリットは以下の3点です

  • 短期間でスコアアップにつながる
  • リスニングにも役立つ
  • 学習効率が上がる・その後の学習が楽になる

短期間でスコアアップにつながる

文法を勉強することで短期間でのスコアアップが期待できます!

これは文法が分かれば解ける問題が多いことと学習範囲が限られているからです

Part5(30問)のうち半分以上は文法問題であるため、文法を完璧にすれば大きくスコアアップを狙えます。また文法は他の学習(単語やリスニングなど)と違い学習範囲が限られています。そのため短期間で集中して取り組めば十分にマスター可能です

リスニングにも役立つ

さらには文法を勉強することはリスニング力向上にもつながります

文法知識がないと正しく聞き取れないだけでなく、設問や聞かれていることも理解できない可能性があります。それではいくら正答を選ぼうとしても、問題が分からないのであれば難しいですよね?

もちろん単語力を上げれば文法知識がなくても何となく言っている事が理解できるかもしれません。
しかしその学習は非効率なのでやめましょう

前述の通り、文法学習に比べて単語学習の学習量は膨大です。いくら単語を一所懸命勉強しても分からない単語に出会う可能性は非常に高いです

詳しいリスニングの勉強法についてはこちらをご覧ください。

学習効率が上がる

文法をTOEIC初心者の段階からマスターすることでその後の学習効率は飛躍的に向上します

これはリスニングやリーディングの勉強を行う際、手戻りが少なくなるからです

例えばリーディングの勉強をしている際、間違えた問題に対して
「これはなぜこんな並びの語順になっているのだろう?」
などと考え、結局リーディングの勉強をするつもりが文法の勉強になってしまします

このように今後、長文を読むことに注力したりリスニングの勉強を行う際により効率的な勉強を行うためにも文法学習は必須です!

おすすめ参考書3冊!

TOEICの参考書は文法の分野だけに絞っても数が多く何を選べばいいか分かりませんよね、、
今回は私が実際に使っていた参考書も含めて3冊に厳選しました!

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

最初に紹介するのはTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問です
TOEIC文法問題集の王道ともいえる参考書で、単語帳金のフレーズと同じくらい有名な問題集です

僕も実際に使用しTOEICのスコアアップに役立てました!
その中でも本書の優秀だった点は端的に2点です

  • 問題数が多い
  • 読みやすい

問題数が多い

他の文法問題集に比べて圧倒的に掲載されている問題数が多いです。
そのため「ガンガン問題を解いて理解したい」「アウトプットの量を増やしたい」という方にはもってこいの1冊といえます。

実際に私自身も問題を解かなければ覚えられないタイプなので、この問題集を何周もして文法を勉強するようにしました!

読みやすい

見開きで左に問題・設問、右に回答・解説が記されているのでとても読みやすいのも特徴です。
問題集においてこの読みやすさというのは非常に大切です。

(出典 : amazon 商品ページ

せっかく学習前に高まっていたモチベーションが失われてしまうからです。
問題集が読みにくく、どこに回答・解説が書いてあるか分からないようでは「1時間学習したのに結局全然進まなかった。もうやめよう」となってしまいます。

その点、この問題集は非常に読みやすい構成になっているのでおすすめです!

世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法

次はスタディサプリ講師:関正生講師が書かれた世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法です

本書はTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問と比較して問題数は少ないですが、本書の特徴は

  • 厳選された質の良い問題と論理的な解説
  • TOEICに出る順で書かれている

厳選された質のいい問題と論理的な解説

問題数は少ないもののTOEICでよく出題される問題を集めているので効率よく学習ができます。

さらに1つ1つの問題に対して丁寧かつ論理的な解説が掲載されています。
スタディサプリで関先生の授業を受けた事のある方なら理解していただけると思いますが、1つ1つの文法事項をかなり丁寧にかつ納得のいく説明をしてくれるのが特徴です。

1つ1つ納得して理解しながら、体系的に学習を進めたい方には特におすすめです。

個人的には理系の出身の人には特に刺さりそうな1冊だと感じてます、、

TOEICに出る順で書かれている

さらにこの本はTOEICによく出る順に書かれているのも特徴の一つです。
そのため重箱の隅をつつくような単元・文法事項は掲載されていません。

特に受験まで時間がない方や、より短期間で成果が出したい方にはこの特徴のメリットが活きてきます

1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 

最後に紹介するのは1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 です。
金のフレーズと同じ特急シリーズの1冊でTOEIC学習者から高い信頼を得ている1冊です

本書の特徴は以下の2点です

  • 最新のトレンドを反映した豊富な解説
  • 一問一答形式

最新のトレンドを反映した豊富な解説

先ほどご紹介した2冊に比べて参考書のサイズはコンパクトですが、解説は非常に充実しています

他の参考同様、文法事項を体系的に学ぶことができます。
一つの問題に対して関連する情報も掲載されているため、必要な文法事項を効率的に学習可能です
解説も聞きなれない文法用語などは使われていないので、初心者にも読みやすいでしょう

加えて最新のTOEICトレンドも反映されていることから、本番でも同じ傾向の問題に出会える可能性があります

一問一答形式

文法書では珍しい一問一答形式で書かれているのは本書の大きな特徴です。
これによるメリットは忙しい学生・社会人がスキマ時間に学習できる点です。

世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問はより本番に近い形で書かれているのでスキマ時間での学習には不向きです。

しかし本書は一問一答形式によりサクッと学ぶことができるので学習のハードルが下がります
移動中も勉強に割きたい方は特におすすめです!

文法で満点をとる勉強法

初心者の方が文法で満点をとるためにやるべき勉強は以下の3つです!

  • 文法の基礎学習(中学文法)
  • 問題演習
  • 公式問題集を解く

文法の基礎学習(中学文法)

まずは文法の基礎学習から始めましょう。
特に中学で習う文法から怪しいという方はまずは中学文法から学習を始めましょう!

TOEICで出題される文法は基本的な文法事項ばかりです。
基礎さえしっかり学習すれば確実にスコアアップが狙えます!
逆に言えば基礎を飛ばしてしまうとその後、高校文法範囲が理解できません。

その後の学習を効率的に進める意味でも、まずは文法の基礎を固めるようにしましょう!

中学で習う文法一覧

中学で習う文法事項の一覧を掲載しておきます。
私は大丈夫と思っている人でも、抜けている箇所がないかしっかり確認しておきましょう!

  • 5文型(SV・SVC・SVO・SVOC・SVOO)
  • 品詞
  • 名詞
  • 代名詞
  • 形容詞
  • 福祉
  • be動詞
  • 一般動詞
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 進行形
  • 未来形
  • 疑問詞
  • 助動
  • 不定詞
  • 動名詞
  • 比較
  • there is 構文
  • 受動態
  • 現在完了
  • 分子
  • 関係代名詞
  • 間接疑問
  • 仮定法

問題演習

文法基礎(中学文法)を固めたら次は、問題演習を通じて高校範囲を学習していきましょう!

人は学習したことを思い出そうとすることで知識が定着していきます。
よって問題演習を通じて学んだことをアウトプットすることが非常に大切です。

高校範囲の文法といっても、中学文法がしっかりできていれば50~60%ほどの問題なら理解できるでしょう。問題演習を通じて、知識の定着を図りつつ、新しい知識も同時に学んでいきます。

アウトプットを繰り返し知識を確実なものにしていきましょう!

おすすめ参考書で紹介した3冊はインプット・アウトプットが1冊で可能!

公式問題集を解く

ある程度知識が定着してきたら、公式問題集を解きましょう!
公式問題集を解くときに意識してほしい点は以下の2点です。

  • 解答テクニックを知る(速く解くコツを知る)
  • 時間配分を考える

解答テクニックを知る

まずは解答テクニックを抑えましょう
TOEICでは一瞬で解けるような問題とそうでない問題を区別することが大事だからです。

例えば

Q. Please submit your application ______ the deadline.
(A) before
(B) previous
(C) advance
(D) early

この問題は品詞さえ分かれば一瞬で(A)beforeが正解だと分かります。
このようにTOEICではものの数秒で解けてしまうような問題とそうではない問題があります。

スコアアップを狙うためにはこの2つの区別がつけられるように訓練しましょう。

もちろんすべての問題を瞬時に解けるのが理想です!
しかしスコアアップという観点から、このような能力も必要なのはまた事実、、

時間配分を考える

TOEICは時間が非常にタイトです。
よってPart5・Part6にどのくらいの時間を割けるのか把握することが非常に大切です。

目安としてPart5・Part6に費やせる時間は以下の通りです。

項目時間
Part510分(20秒/問)
Part610分(37.5秒/問)

しかしこれはあくまで目安です。
前述のように数秒で解ける問題から1分はかかりそうな問題まで様々です。
文法が得意な人はもっとタイトな時間で進めて、長文に時間を割くのも手です。

そのため自分がどのくらいでPart5・6を終わらせられそうかしっかり事前に把握しておきましょう

まとめ

最後にこの記事のポイントをまとめます。

皆さんもまずは今回紹介したおすすめ文法書を買ってみてほしいと思います!
そうすれば自ずとモチベーションも湧いてくる、そんな3冊なのでぜひ手に取ってみてください!

そのほか、TOEIC初心者がまずやる事なども紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください!


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