皆さんもこのような悩みがあるのではないでしょうか?
実際に何度やっても学習が続かず、挫折してしまう方は非常に多いです。
しかし、英語学習を習慣化することで、これらの壁を乗り越えることが可能です。本記事では、初心者でも無理なく毎日続けられる「英語学習習慣化の5つのコツ」をご紹介します。
小さなステップから始めて、日常生活に英語を取り入れる方法や、モチベーションを維持するための具体的なテクニックを解説します。
本記事を読み進めて、今日から英語学習を日常の一部にして行きましょう!

学習継続のために行った工夫を紹介します!
英語学習が続かない3つの理由

一般的に多くの人が学習が続かない理由3つは以下の通りです
- 目的や目標が曖昧
- モチベーションに頼りすぎている
- 学習方法や教材が自分に合っていない
目的や目標が曖昧
「英語を話せるようになりたい」という漠然とした目標では、何から手をつければよいか分からず、学習の道筋が見えません。
これはゴールの見えない道をずっと歩き続けているのと同じこと。
その結果、継続する意味を見失い、挫折しやすくなります。
例えば「3ヶ月後に海外旅行で日常会話ができるようになる」など、具体的で期限のある目標を設定しましょう。目標が明確になれば、それに向けた効果的な学習計画も立てやすくなります。
モチベーションに頼りすぎている
「やる気が出たときだけ勉強する」という方法では、継続的な上達は難しいです。
モチベーションは必ず波があるものなので、それに頼ると学習にも波が生じてしまいます。
特に初心者(学習は始めたて)の頃は、やる気がある方が多いですが、学習が進むにつれてモチベーションは低下していきます。
大切なのは、「毎朝の通勤時間に10分間リスニング」など、日常生活に組み込んだ学習習慣を作ること。小さくても毎日続けることで、モチベーションに関係なく着実に英語力が身につきます。

習慣化すればやる気に関係なく自然と勉強できる!
学習方法や教材が自分に合っていない
単調な文法問題ばかりで飽きてしまったり、難しすぎる教材に挫折したりする経験はありませんか?
自分の英語レベルや興味に合わない学習法では長続きしません。
特に初心者の方ほど、初めから難しい単語帳やオンライン英会話に飛びつきがちです、、
自分が楽しめる映画や音楽、趣味に関連した英語教材を選んだり、自分の学習スタイルに合った方法(視覚的、聴覚的、体験的など)を取り入れたりすることで、無理なく継続できる学習環境を整えましょう。
自分に合った単語帳・レベル別の単語帳おすすめはこちらをご覧ください。
英語学習を習慣化する5つのコツ

多くの英語学習者が勉強を習慣化できない理由を知ったうえで、それらを解決する方法を5つ紹介します!
その5つとはこちら!
- 具体的な目標設定
- 学習環境の整備・自動化
- 習慣化のトリガーを用意する
- 小さく初めて大きく育てる
- 学習の見える化・記録
1つずつ詳しく見ていきましょう!
具体的な目標設定
前述の通り、具体的な目標設定は継続的な学習には必要不可欠です!
「いつか英語を習得したい」ではその「いつか」は永遠にやってきません。
目標設定の際は「SMART」の法則に基づいて目標を定めるようにしましょう!
SMARTとは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字を取ったもの。
例えば「3ヶ月後に海外旅行で道案内ができるようになる」といった具体的な目標なら、学習の方向性が明確になり、モチベーションも維持しやすくなります。
下記の書籍でより詳しく述べられているので、目標の立て方に迷われている方はぜひ合わせてチェックしてみてください!
学習環境の整備・自動化
ここでいう「学習環境」とはあなたの日常生活の中に英語学習が自然と組み込まれるような仕組みを作ることです。
これを意識することで、モチベーションに頼らず勉強に取り組む環境を作り出します。
例えば、スマートフォンのロック画面に英単語アプリを配置したり、通勤電車の中で自動的に英語ポッドキャストが再生されるよう設定したりすることで、「学習するかどうか」の意思決定をスキップし、自然と学習が始まる環境を作れます。
私のお勧めはオンライン英会話で事前に予約を行うことです!
事前に予約を入れておけば、無理矢理でも学習に体を向けられるため習慣化にはおすすめの方法です。
オンライン英会話に関してはこちらをご覧ください。
習慣化のトリガーを利用する
英語学習を長続きさせるための秘訣のひとつが、「トリガー設計」です。
これは、すでに定着している日常の行動に新しい学習習慣を「くっつける」テクニックで、意識的な努力なしに英語学習を自然と行えるようになります。
例えば、「毎朝歯を磨いた後に英単語を5つ覚える」「通勤電車に乗ったらすぐにリスニング教材を再生する」「コーヒーを淹れている3分間で英語フレーズを声に出して練習する」といった具体的な紐づけを行います。
この効果は様々な研究でも明らかになっていて、実際に既に習慣化している行動に習慣化したい別の行動を紐づけると、新しい習慣が確立しやすいことが研究で分かっています。
初心者の方は、最初は「スマホのロック解除直後に英語アプリを開く」「朝食中に英語ニュースを聞く」など、たった5分でもできる小さな習慣から始めてみましょう!
毎日の生活の中で、「これをしたら次は英語」という流れが自然と体に染み込めば、モチベーションの浮き沈みに関わらず継続できる英語学習習慣が完成します。

私は「最寄り駅で電車に乗るまではPodcastを聴く」を習慣にしていました!
小さく始める
まず小さく始めることも学習を習慣化する上で非常に大切です。
1日30分が難しければ、リスニングなら「英語の歌を1曲聴く」、スピーキングなら「今日の気分を英語で一言言う」など、わずか1分のミニタスクから始めましょう。
ミニタスクを設定する際は必ず守れる最低ラインを設定しておくと良いでしょう。小さな習慣が定着すれば、自然と学習時間や内容を拡大していけます。
小さなタスクでも続ければ達成感が生まれるため、成功体験に結び付き自然と学習が継続しやすくなります!
学習の見える化をする
自分の進捗を「見える化」することも効果的です。
Excel や Notion で学習時間や内容を記録する習慣をつけることで、小さな努力の積み重ねを実感できます!
私はstudy plusを使って学習時間を記録することで、モチベーションを向上させていました!
study plusでは教材ごとに学習時間や行ったページ数を記録できるので、学習のバランスを見ることができるのもうれしいポイントです!
(↓実際の私の学習記録(一部抜粋))

効果を加速させる3つの秘訣

AIを使って即時フィードバックを受ける
英語学習の大きな壁の一つは、自分の間違いに気づけないことです。
これにより、途中で自分のミスに気付き。せっかく習慣化しようと思っていたのに挫折する可能性が生じます。
AIツールを活用すれば、文法や発音のミスを即座に指摘してもらえます。
例えば、ChatGPTなどのAIアシスタントに英作文を添削してもらったり、発音アプリで発話した英語をチェックしたりすることで、正しい英語が身につきます。
特に初心者の方は、「この言い方は自然か」という疑問をAIに質問するだけでも上達が早くなるでしょう。

携帯のアプリでいつでもどこでも質問できるので、ハードルも低い!
私は街中で出会った英文を読んで分からない単語・文章があったら使ってました!
コミュニティの活用
英語学習を一人で続けるのは想像以上に難しいものです。
オンライン英会話サービスや英語学習SNSグループなど、同じ目標を持つ仲間との交流は強力な継続のエンジンになります。
特におすすめなのが、ネイティブキャンプ のようなオンライン英会話サービスです。24時間いつでも予約なしで外国人講師と会話できるため、「今話したい!」という瞬間に英語を使えるのが最大の魅力。
初心者向けのやさしい先生も多く、気軽に始められます。月額定額制なので頻度を気にせず利用でき、継続的な英会話習慣を作るのに最適です。
また、SNSで#英語学習のハッシュタグをフォローして学習記録をシェアすることで、より広いコミュニティとつながり、モチベーションを維持しやすくなります。
例文づくりと音読の習慣
新しく学んだ単語やフレーズは、自分自身の文脈で使ってこそ記憶に定着します。
毎日の学習で得た表現を使って、自分の日常や意見について1〜3文の例文を作る習慣をつけましょう!
例えば、「通勤時に3単語覚える」というミニタスクを設定している場合、「各単語で例文を作る」もセットで行うとより効果的です。
この「インプットからアウトプットへ」のサイクルを日々の小さな習慣にすることで、使える英語力が着実に身につきます。

習慣化の効果をさらにブーストさせるために、アウトプットも同時に行おう!
まとめ

最後にこの記事の内容を簡単にまとめます。
<英語学習を習慣化する5つのコツ>
<習慣化を加速させる3つの秘訣>
特に「小さく初めて大きく育てる」に関しては、皆さんも今すぐ実行に移すことができます!
「なかなかモチベーションが上がらない」という方もまずは、今ある習慣に小さなミニタスクを紐づけることを意識してみてください!
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