こんにちは、heroです!

ネイティブが話すスピードについていけない、、
映画や海外ドラマの英語が全然聞き取れない、、
そんな悩みを抱えている英語学習者の方は多いのではないでしょうか?
実は、私もTOEIC820点を取得するまでの道のりで、リスニングには本当に苦労しました。
特にネイティブの自然なスピードの英語は、参考書の音声とは全く違って聞こえるんですよね。
でも、ディクテーション×スクリプト併用法を実践してからは、驚くほどリスニング力がアップしました!
今回は、この効果的な学習法について詳しく解説していきます。
ディクテーションとは?基本を理解しよう


ディクテーションって聞いたことあるけど、具体的に何をするの?
ディクテーションとは、聞こえた英語音声を一字一句正確に書き取る学習法のことです。
ディクテーションの基本的な流れ
- 英語音声を聞く
- 聞こえた内容をそのまま文字に起こす
- スクリプト(正解)と照らし合わせる
- 間違いを分析・修正する
この一連の流れを繰り返すことで、英語の音の変化や連音(リンキング)を正確に捉えられるようになります。
なぜディクテーションが効果的なのか?3つの理由

ディクテーションが効果的な理由は以下の3つです!
1. 音の変化を意識できるようになる
2. 集中力が格段にアップする
3. 自分の弱点が明確になる
1. 音の変化を意識できるようになる
ネイティブの英語では、単語と単語がつながって発音されることが多いです。例えば:
ディクテーションを行うことで、これらの音の変化パターンを自然と覚えられます。
集中力が格段にアップする

普通にリスニングしているだけだと、ぼーっと聞いてしまうことがあるな、、
まさにその通りです!
ディクテーションは「一字一句書き取る」という作業があるため、強制的に集中して聞くことになります。
3. 自分の弱点が明確になる
間違えた箇所を分析することで、自分がどんな音や表現に弱いのかが一目瞭然。
効率的な復習ができるようになります。
【重要】ディクテーション開始前の必須条件

ここで重要なディクテーションを始める前に重要なポイントがあります。
⚠️ 注意:完全な初心者にはおすすめできません
ディクテーションを効果的に行うためには、最低限の単語力と文法知識が必要です。
なぜ基礎固めが重要なのか?
基礎ができていない状態でディクテーションを行うと:
- 学習が「単語探し」になってしまう
- 文法の復習に時間を取られる
- リスニング力向上という本来の目的から外れる
つまり、非効率になってしまうんです。
推奨レベルの目安
もしまだ基礎が不安な方は、まず単語帳での語彙強化と文法の復習から始めましょう。
効果を最大化!シャドーイングとの併用法
ディクテーションの効果をさらに高めるには、シャドーイングとの併用がおすすめです。
学習の流れ
- ディクテーションで正確な聞き取り
- シャドーイングで音読練習
- 繰り返し練習で定着
この組み合わせにより、「聞く力」と「話す力」を同時に鍛えられます。
教材選びの絶対条件:スクリプト付きを選ぼう


必ずスクリプト付きの教材を選ぶようにしよう!
スクリプトがないと、間違いの確認ができません。
正確な学習のためには絶対に必要です。
おすすめ教材1:YouTube
実はYouTubeは英語字幕の正確性が非常に高いんです!
自動生成された字幕も、最近はかなり精度が向上しています。
おすすめYouTubeチャンネル
初心者向け(TOEIC200-400点)
- Atueigo:日本語解説もあり、初心者にやさしい
- Rui Ohama:日常会話中心で親しみやすい
中級者向け(TOEIC400-650点)
- Taylor Bell:アメリカの日常生活を紹介
- Sydney Serena:若い女性の自然な英語
モチベーション系
- Prince Ea:学習意欲アップだけでなく、知識や教養も身につく!
おすすめ教材2:TED Talk

(出典 : TED Talk)
このTED Talkは学習に関する内容なので、英語学習者にとって内容も興味深く、ディクテーション教材として最適です。
さらに各動画にはスクリプトも用意されているため、ディクテーションやシャドーイングに効果的なサイトです!
実践!ディクテーションの具体的なやり方

それでは、具体的な手順を見ていきましょう。
準備するもの
- スクリプト付きの英語音声
- ノートまたはWordなどのテキストエディタ
- 辞書(電子辞書でもスマホアプリでもOK)
Step1:全体を通して聞く(1回目)
まずは全体の流れを把握します。
細かい部分は気にせず、何について話しているのかを理解しましょう。
Step2:センテンスごとに聞き取り(2-5回目)
ここからが本格的なディクテーションです。
- 1センテンスを再生
- 一時停止して書き取り
- 聞き取れなかった部分はブランクで残す
- 同じセンテンスを2-3回繰り返す
書き取りのコツ
- 聞こえた通りに書く(wanna, gonnaなど)
- 分からない単語は推測で書いてもOK
- 完璧を求めすぎない
Step3:スクリプトで答え合わせ
書き取りが終わったら、スクリプトと照らし合わせます。
チェックポイント
- 聞き間違えた単語
- 聞き取れなかった箇所
- 音の変化(リンキング)
Step4:間違い分析と復習
これが最も重要なステップです!
間違いのパターン分析
単語レベルの間違い
音の変化の間違い
Step5:最終確認(6回目以降)
スクリプトを見ながら音声を聞き、音と文字を一致させます。
レベル別おすすめ学習時間と頻度

初心者(TOEIC200-400点)
- 1回の学習時間:15-20分
- 頻度:週3-4回
- 教材の長さ:30秒-1分程度
中級者(TOEIC400-650点)
- 1回の学習時間:20-30分
- 頻度:週4-5回
- 教材の長さ:1-2分程度

無理は絶対に禁物!
継続が一番大切です!!
よくある失敗パターンと対策
失敗パターン1:完璧主義になりすぎる
対策:80%聞き取れればOKと考えましょう!
完璧主義になりすぎると返って挫折の原因になります。
失敗パターン2:難しすぎる教材を選ぶ
対策:自分のレベルより少し易しめの教材から始める

自己評価だと自分の能力を過信しがち、、
実際に教材をめくってみて判断してみよう!
失敗パターン3:スクリプトを先に見てしまう
対策:必ず音声を先に聞く習慣をつける
ディクテーション学習を成功させる3つのコツ
1. 短時間でも毎日続ける
週末にまとめて長時間やるより、毎日15分の方が効果的です。
特に初心者の人ほど習慣化が大切になるので、短時間でも毎日続ける意識を持つようにしましょう!
2. 興味のあるトピックを選ぶ
好きな内容だと集中力が続きます。
趣味や仕事に関連するトピックがおすすめです!

YouTubeやPodcastは比較的に自由に自分の興味があるトピックスを探せる!
進歩を記録する
進捗を記録すると、自分の努力や軌跡が可視化され学習意欲が上がります。
私自身も、StudyPlusなどを使って学習時間を記録し、日々のモチベーションを保つようにしていました!
まとめ:継続こそが上達の鍵

ディクテーション×スクリプト併用法のポイントをおさらいしましょう!
1. 基礎固めが完了してから始める
2. スクリプト付き教材を必ず選ぶ
3. シャドーイングと併用で効果倍増
4. 完璧を求めず継続を重視
5. 自分のレベルに合った教材選び
私もTOEIC820点に到達するまで、このディクテーション学習法に何度も助けられました。
最初は聞き取れる部分が少なくて落ち込むこともありましたが、継続することで確実にリスニング力が向上しました。

みなさんもぜひ今日から始めてみてください!
きっと2-3ヶ月後には変化を実感できるはずです!
理系出身サラリーマン。
TOEIC 820点、IELTS 6.0取得。オンライン英会話受講時間100時間以上。
海外留学経験なし。
TOEICや英会話に関する情報を中心に皆さんの英語学習に役立つ情報を発信しています!
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