
勉強しているのにTOEICスコアが全然伸びない
勉強方法を変えてみても結果が出ない
私も600点台で長く停滞していました。ですが、伸びないのには必ず理由があり、特定できれば抜けられます。
実際に私はそこからTOEIC875点(L445/R430)まで到達しました。
・TOEICスコアが伸びない6つの理由
・体験談:600点突破からのブレイクスルー
結論、伸びない原因は、①基礎力 ②目標設定 ③復習 ④発音 ⑤単語量 ⑥勉強量 のいずれかです。
この記事を読み終わる頃には自分のTOEICスコア停滞の原因が分かり、明日からやるべきことが明確になります。
【診断】あなたが伸びない原因はどれか

まずは6つのうち、当てはまるものを確認してください。複数当てはまる方も多いので、その場合は上から順に潰していくのが効率的です。
どれにも当てはまらない、あるいは全部当てはまる気がする場合は、原因1から順に読んでください。 最も多いのが原因1です。
なお、この6項目は原因を1つに絞り込むものではありません。たとえば④は、発音以外に音声の速度や話者の訛りが理由のこともあります。

当てはまらない場合は「たぶんこれ」と思った箇所から読み始めてみてください!
原因1|単語と文法が、思っているより抜けている
このサイン: 解説を読めば理解できるのに、初見では知らない単語や文法で止まる。
問題集の正答率は上がってきたのに、模試や本番になると点が伸びない。この場合、テクニックではなく土台のほうに穴が空いています。
私も600点台で止まっていたころは、TOEICの問題集ばかり解いていて、基礎に戻る発想がありませんでした。
何が起きているのか
基礎が抜けていると、TOEICでは3つの形で同時に足を引っ張ります
- 単語力不足:文章の意味が理解できない
- 文法力不足:文構造が把握できず、読解スピードが上がらない
- 基礎リスニング力不足:音の変化についていけない
つまり基礎の穴は、Part 5でもPart 7でもリスニングでも、同時に効いてきます。 テクニックで一時的に上がっても、必ず頭打ちになるのはこのためです。
対策法:基礎に立ち返る勇気を持つ
一度、TOEICの参考書から離れてください。 遠回りに見えますが、これが最短です。
やることは3つだけです。

「遠回りかも」と感じるところが、実は一番の近道です!
原因2|目標が「数字」になっていない

このサイン: 「何点を、いつまでに」を数字で言えない。
TOEICで高得点を狙う場合は必ず明確な目標設定と期限を持つようにしましょう。「とりあえず点数を上げたい」という漠然とした目標では、効率的な学習ができません。
何が起きているのか
目標が数字になっていないと、やることを選べなくなります。
単語をやるべきか、文法に戻るべきか、模試を解くべきか。判断の基準がないので、その日の気分で教材を選ぶことになります。結果として、どれも中途半端に終わります。
決めるべきは何点を(スコア目標)、いつまでに(期限)、1日どれくらいで(時間)ということです。この3つが揃うと、逆算して「今日やること」が自動的に決まります。
今日からやること
次に受けるTOEICの申し込みを、先に済ませてください。
期限が決まっていない目標は、いつまでも動きません。試験日を確定させると、そこから逆算して「今週やること」まで一気に決まります。
そのうえで、紙に3行書いてください。
・目標スコア:〇〇点
・受験日:〇月〇日
・1日の学習時間:〇〇分
この3行が書けない場合、勉強法を変える前に、ここを決めるのが先です。
目標が立てられないのは、現在地が見えていないから
「何点をいつまでに」が決まらない原因は、意志が弱いからではありません。今の自分がどこにいて、次に何をすべきかが見えていないからです。
必要な勉強時間は、人によってまったく違います。すでに単語をやり込んでいる人と、文法から入り直す人では、次にやることが正反対になります。
留学なし・働きながらの独学でTOEIC875点(L445/R430)まで来た私が、現在の勉強法を伺いながら、あなた専用の学習の順序を60分で一緒に設計する個別相談をストアカで開講しています(参考書1冊分・1,500円)。
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原因3|解いて丸をつけて、終わっている

こんな人が当てはまる
このサイン: 答え合わせはするが、間違えた理由を書き出していない。
問題集を何冊も持っているのに点が動かない場合、量ではなく使い方のほうを見直す余地があります。
何が起きているのか
問題を解く目的は、点を数えることではなく、自分の穴を見つけることです。
丸つけで終わると、同じ理由で繰り返し間違える可能性があります。「なんとなく間違えた」まま次に進むため、次に同じ形式が出てもまた詰まります。
間違いには種類があります。 単語を知らなかったのか、文の構造が取れなかったのか、時間が足りなかったのか。この3つは対策がまったく違うため、区別しないと手の打ちようがありません。

自分が「どんな間違いをしたのか」分析することが大切だね!
今日からやること
間違えた問題に対して3つの項目が答えられるように分析してください。
- なぜ間違えたか(単語/文法/時間切れ のどれか1つ)
- 正解がなぜ正解か(他の選択肢がなぜ違うかも一言)
- 次に同じ問題が出たらどうするか
3行で構いません。これを書くと、間違いが記録から対策に変わります。
私は間違えた問題にチェックを入れておき、期間を空けてもう一度解くようにしていました。2回目も間違えた問題は、そのとき自分が本当に弱かったところだと分かります。
原因4|音の学習が抜けている

こんな人が当てはまる
このサイン: スクリプトを見れば分かる文が、音声だけだと聞き取れない。
文字なら読めるということは、単語も文法も分かっているということです。
ただし、この状態の理由は音の知識だけとは限りません。音声の速度が速すぎる、話者の訛りに慣れていない、聞いた内容を最後まで保持できない——こうした要因でも同じことが起こります。ここでは、そのうち音の知識を扱います。
何が起きているのか
英語には、単語がつながったときに音が変化する現象があります。単語を単体で覚えていても、つながった形を知らないと、別の音として耳に入ります。
「知っている単語のはずなのに聞き取れない」という感覚は、これが理由のことがあります。

音のリンキングやリダクションといった知識の有無がリスニング力に大きく影響します!
発音を学ぶ価値は、きれいに話せるようになることだけではありません。「なぜ聞き取れなかったのか」を自分で説明できるようになることです。原因が分かれば、次に何をすべきかも決められます。
今日からやること
順番があります。上から順にやってください。
- アルファベットの基本の音を確認する(フォニックス)
- 単語単位で正しい発音を確認する(辞書の発音記号を見る癖をつける)
- 文単位で、音がつながる変化を知る(リンキングや音の脱落)

私はElsa SpeakやYouTubeで発音練習を行っていました!
自分の発音を自分で判定できないとき
発音の練習で行き詰まりやすいのが、自分の音のどこが違うのかを自分では判定しにくいことです。録音して聞き返しても、ズレている箇所が分からないという状態です。
この判定を機械にやらせる方法があります。音声認識で発音を分析するアプリなら、自分の発音を音の単位で分析してもらえます。
【スピーク】は、音声認識で発音を音素レベルで分析し、リアルタイムでフィードバックを返す機能を持っています。
原因5|語彙量が届いていない

こんな人が当てはまる
このサイン: 長文で、知らない単語が続けて出てきて意味を推測できない
知らない単語が時々出る程度なら、前後から推測できます。推測が効かなくなったときが、語彙量を増やす時期のサインです。
推測で文章が読めたとしても、知らない語彙・表現は必ず復習するようにしましょう。
何が起きているのか
TOEICはビジネスの場面に寄った試験で、出てくる語彙もそこに偏ります。日常会話や大学受験で頻出の語彙とは、重なる部分と重ならない部分があります。
そしてPart 7では、1つの文章に知らない単語が固まって出ると、そこで読解が止まります。時間が足りないのではなく、読んでも意味が取れていない——この状態なら、速読の練習より語彙を増やすほうが先です。

TOEICに特化した単語帳の方が効率的に学習できるね!
今日からやること
新しい単語帳を買う前に、今持っている1冊が終わっているかを確認してください。
適当なページを開いて、知らない単語が目立つようなら、その1冊がまだ終わっていません。同じ1冊を繰り返すほうが、新しい1冊を買うより早く進みます。
TOEICのおすすめ単語帳は【2026年最新】TOEIC単語帳おすすめ10選|875点取得者がレベル別に徹底比較でスコア帯別にまとめています。今の自分の点数に合う1冊から始めてみてください。
参考:スコア別必要語彙数(目安)
| TOEIC目標スコア | 必要語彙数 |
|---|---|
| 400〜500点 | 2000~3000語 |
| 500〜600点 | 4000~5000語 |
| 600〜700点 | 6000~7000語 |
| 700〜800点 | 8000~9000語 |
(出典:https://www.rarejob.com/englishlab/column/20210926_02/)
原因6|勉強量を把握できていない

こんな人が当てはまる
このサイン: 先週1週間の勉強時間を把握していない
記録していないだけで、実際は足りている場合もあります。 ただし合計が分からない状態では、足りているかどうかを判断できません。まず測ることが先です。

学習時間を感覚で判断すると実際の勉強時間と差が生じる可能性があります。
何が起きているのか
スコアが上がるほど、次の段階に必要な量は増えます。
最初のうちは基礎的な知識を入れるだけで伸びます。ところが中級以降は、細かい知識と応用力が必要になり、同じだけスコアを上げるのにより多くの時間がかかります。

最初はスコアがどんどん伸びたのに、最近は中々上がらない、、
これは異常ではなく、そういう構造だということです。私もTOEIC600点から700点には2ヶ月で到達しましたが、700点から800点では5ヶ月ほどかかりました。
今日からやること
まず1週間、勉強時間を記録してください。 増やす判断はその後です。
記録して足りていたなら、原因は量ではなく別のところにあります。その場合は原因1〜5に戻ってください。
足りていなかった場合、机に向かう時間を増やすのではなく、スキマ時間に割り当て先を決めておくのが現実的です。
- 通勤時間 → 単語とリスニング
- 昼休み → 文法問題
- 寝る前 → その日の復習
場所と内容をセットで決めておくと、毎回「何をやろう」と考えずに済みます。判断を減らすことが、続けやすさにつながります。
そして目標は小さく始めてください。続かない量を設定すると、記録そのものが止まります。
私の体験談:600点の壁を突破した方法

600点で停滞していた時期、私は毎日TOEIC問題集を解いていました。
しかし、なかなかスコアが上がらず悩んでいました。
転機となったのは、基礎に立ち返ったことです。
実際にやった勉強法
- 単語・文法の強化
- TOEICに特化した学習
- 単純に勉強時間を増やす

遠回りに見えましたが、基礎を固めることで読むスピードが格段に向上し、結果的に大幅なスコアアップにつながりました!
まとめ:停滞期は成長の前兆

TOEICスコアが伸びないときは、原因を特定してそこだけを直すほうが早く進みます。
6つ全部をいっぺんに直そうとすると、どれも中途半端になりがちです。当てはまったものを1つ選んで、その「今日からやること」だけを1週間やってみてください。
- 単語と文法が、思っているより抜けている
- 目標が「数字」になっていない
- 解いて丸をつけて、終わっている
- 音の学習が抜けている
- 語彙量が届いていない
- 勉強量を把握できていない
どれか分からなければ、原因1(文法と文構造)から見てください。私自身がここでつまずいていました。
停滞期は辛いですが、それは次のブレイクスルーの前兆です。私も600点台で長く足踏みしましたが、原因を特定してからは景色が変わりました。
「どの理由に当てはまるか分からない」方へ
停滞の原因は一人では案外見えないものです。私も600点の壁で長く足踏みしました。
現在の勉強法を伺いながら、6つの理由のどれがボトルネックかを一緒に特定し、抜け出すための計画を作る60分の個別相談を開講しています。伸び悩みが3ヶ月以上続いている方は、一度状況を整理するだけでも景色が変わりますよ。
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スコアアップのためには、焦らず着実に積み重ねることが大切です。
あなたのTOEIC学習を応援しています!
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理系出身サラリーマン。
TOEIC 875点(L445/R430)、TOEIC Speaking 160点、IELTS 6.5取得。
オンライン英会話の受講時間は約200時間(うちネイティブキャンプ140時間超)。
海外留学経験なし。働きながら独学のみ。
TOEICや英会話に関する情報を中心に皆さんの英語学習に役立つ情報を発信しています!





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